激変世界を解く 新地政学

第5回】高まる米中衝突の勃発確率 日本の自衛隊はどう動く?

米国と中国、両大国が第一列島線を挟んでにらみ合っている。その間に立たされる日本は、自衛隊で自国を防衛することしかできない。米中が軍事衝突するとき、どう動くべきか。

 中国軍機およびロシア軍機の飛行に対し、日本の航空自衛隊機が緊急発進した回数は、防衛省によれば2014年度で943回に上った。これは冷戦が最盛期だった1984年度の944回に匹敵する回数で、当時の悪夢がよみがえるようだ。

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世界は混沌の劇変時代に突入した。落日の覇権国のトップに立ったドナルド・トランプ米大統領。自国を最優先する彼が指揮する外交の先に待つのは、弱肉強食のパワーゲームなのだろうか。歴史に学びながら、冷徹な現実主義に基づく地政学的視点から世界を...もっと読む

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