週刊ダイヤモンド
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第1回】トランプ側近からのメール 米中戦争突入の戦怖シナリオ
米中戦争の可能性が安全保障の専門家の間で真剣に議論されている。米新政権には対中強硬派が複数名を連ね、中国にも強硬姿勢に出ざるを得ない事情がある。その発火点はどこか。
16年12月26日、米国滞在中の本誌記者に一通のメールが届いた。送り主は米カリフォルニア大学教授のピーター・ナヴァロ氏だ。
「I am unable to answer these now that I have been appointed to White House position」。ホワイトハウスの役職に指名されたので、質問には答えられないという趣旨だった。
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この連載について
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世界は混沌の劇変時代に突入した。落日の覇権国のトップに立ったドナルド・トランプ米大統領。自国を最優先する彼が指揮する外交の先に待つのは、弱肉強食のパワーゲームなのだろうか。歴史に学びながら、冷徹な現実主義に基づく地政学的視点から世界を...もっと読む
著者プロフィール
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