それでも僕は、外科医をやめない

新しく来た人には優しくしたほうがいいと思う理由

環境が変化した人間がおそらく1年で最も多いであろう4月。ちょっと見まわせば、あなたの周りにもきっと、そんな人がいるはず。今回の雨月氏のエッセイは、4月を迎えた全ての人に贈る心やさしい提言です。

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。

4月になり、東京では桜が見頃になりました。東京というところはとにかく人が多く、しかもその人々がみな同じ行動をするもんですから、花見の名所となる公園なんかは目一杯人でごった返すのであります。そんな、世間との一体感を楽しむのもまた、花見など時候のイベントの一興なのでしょうかね。

どうでもいいんですが、花見と言えば一番混むのが、女子トイレです。公園などでも超長蛇の列が出来ています。あれは「花冷え」と言って、花見の季節には必ず一度は気温が下がり、そのせいで膀胱の機能が悪くなることでトイレが近くなることと関係しています。それともう一つは、アルコール(特にビール)の持つ利尿効果によるもの。飲んだ分より多くおしっこが作られてしまうのですね。

さて、前回のこの連載では「人の気持ちが解るという幻想」と題して、「相手の気持ちはわからない。だから知るために対話や手紙を使う。そしてハグやキスもしましょうよ」という話をしたのでした。

この「他人の気持ちはわからない」という、至極当然で誰でもご存知の内容でしたが、予想外の大きな反響をいただきました。そこで、私の頭のなかにこんな考えが浮かびました。

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それでも僕は、外科医をやめない

雨月メッツェンバウム次郎

高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む

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コメント

Dickey244 こっちでした。(刺さった記事 2年弱前 replyretweetfavorite

Barbara_Mass もうね、まったくこじらせてないの。 幸せに包まれてる人が書く文章だわ、これ。 https://t.co/On5ZcpWI1L 2年以上前 replyretweetfavorite

tipi012011 おぉ、確かにストレス掛かってる。社内異動だけでも結構しんどいし、前職場の人と話するだけでもほっとする。 2年以上前 replyretweetfavorite

sayatanien_12 https://t.co/aFP5ijqJRc すごいわかる 正直会社に行くだけでも疲れるし、周りの人の中で一番簡単な仕事でも、かなり体力を消耗してる気がする このことに理解を示してくれる人が職場にいるとどれだけ救われるか… 2年以上前 replyretweetfavorite