第10回】財務省が絶対手放さぬ“虎の子” 国税の知られざる序列と出世

旧大蔵省の外局として創設された国税庁。国内に張り巡らす税務署を通じ日本中ににらみを利かせている。国民の財布を把握する情報力や査察権に加え、組織内の絶対秩序が権力の象徴だ。

 歳入庁という名前にご記憶はあるだろうか。民主党政権時代の2012年に閣議決定された社会保障と税の一体改革大綱で「(歳入庁創設に向けた)本格的な作業に着手する」と明記され、税と社会保険料を別々の役所が徴収するのではなく、歳入庁として一括徴収する体制の構築が検討された。

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国税は見ている税務署は知っている

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われわれから税金を徴収する国税組織。国民なら誰もが知る行政機関だ。消費増税や配偶者控除見直しなど大増税時代の到来を前に彼らは今、その“最恐”ぶりをより誇示しているかのようだ。まず富裕層への課税包囲網を狭め、マイナンバー制度などを武器に...もっと読む

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