※「フェル先生のさわやか人生相談」は、noteの定期購読マガジン「週刊フェル」にお引越ししました。詳細は記事の最後をお読みください。
ありのままの私でなきゃダメですか?
フェル先生、初めまして。いつもとっても楽しく読ませていただいております。
フェル先生は、「ありのままの私」をどう思われますか?
私は40歳の女性、夫は一回り年上です。潤いのある関係でいたいので、自分を多々演出しています。 例えば、夫が好むヘアスタイルにセクシーな下着、髪とお肌はぴかぴかで、喜ぶときは大げさに、でも恥じらいは忘れない、などです。 「ありのままの私」とは少し……いえ、だいぶ違うので疲れることもありますが、夫とは結婚6年目で、週2回では足りないくらい仲良しです。また、一部の肉食系男性から「セクシー爆弾」と呼ばれたり、笑いとエロスのある恵まれた日々を過ごしています。
ところが、あるお酒の席で、男心を教えてもらっていた時のことです。私と同い年の美女がイラついた口調で、「そんなに男受けしたいの? 私は夫の好みに合わせたりしないわ!」と、ピシャリ。気まずい沈黙の後、男性陣がうまく笑いに変えてくれましたが、私は、自分が浅ましく思えてとても恥ずかしかったです。
確かに、努力や忍耐もしているので、もっとラクに生きられたらなぁ、と思う一方、ありのままに生きてしまったら、夫とのセックスどころか、男女問わず誰からも相手にされなくなるのでは、とも思います。ありのままでも愛されるのは、美女の特権なのでしょうか。
フェル先生、美女の牽制が心に響き、すっかりわけが分からなくなってしまいました。 「ありのままの私」について、フェル先生のお考えを聞かせていただけたら嬉しいです。
ちなみに、私が男だったら、ありのままの私にはエロスを感じないかも……。面白くてチャーミングなので、老後も楽しそうとは思いますけど(苦笑)。
(40歳・女性・会社員・ララ子)
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。