「女性用AV」ってどんなもの?
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日、何かのきっかけで「女性用AV」の話題になりました。そこで考えたいのが「男性は視覚から興奮する」「女性は状況や物語で興奮する」という話です。男性は女性のちょっと恥ずかしがっているしぐさとか、ちらっと見えた肌とかで「うおー!」ってなりますが、女性は夜景が見えるバーで静かな音楽を聴いてとか、困っているときに白馬に乗った男性が来て助けてくれてとかで「きゃー!」ってなるわけです。
でも「女性用AV」というのがあるそうなんです。そしてそれが今、PCやスマホでこっそり見れるから女性にすごく支持されているそうなんです。でも不思議ですよね。女性向けってどういうものなんでしょうか。
カメラが女性の視点で、ずっと男性が画面に出てきて、男性が気持ちよさそうな表情をしたり、男性の筋肉とか胸板とか見せられるのかなと思ったら「そうではない」とのことなので、ちょっとチェックしてみました。
はい。やっぱり予想通りと言いますか、僕らが「早送り」してしまいがちな、導入部分の物語がすごく長いし凝っています。そして「男性ばっかりが出てくるわけ」ではありませんでした。というか画面の中心はやっぱり女性です。これ、おそらく女性は女性がそういうことをして気持ちよさそうな表情をしているのを見ることによって、自分もその画面の中の女性と「同じ感覚」になるのでしょう。
この「女性用AV」の話になったとき、ある女性が「女性用AVって癒されるんです」って言ったんです。ええと、「癒される」って例えば僕の場合だと、飼っている犬の頭を撫でたり、小さい子供がすやすやと幸せそうな表情で寝ているのを見たりすると「癒される」んです。心が落ち着くというか、ほわーんとした感覚です。
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