第7回 「サービス残業」を避けるための武器

残業しているのに、その分の賃金がもらえない…それは立派な法律違反!そして「サービス残業」は、実は会社の存続を危うくするものでもあります。サービス残業をなくすことは、会社にとってもメリットがあるのです。

PHPビジネス新書『「武器」としての労働基準法』から、そのエッセンスをご紹介します。


 前回に続いて、具体的なトラブルに対する対処法を紹介していきます。
 今回は「労働時間・割増賃金トラブル」についてです。


「サービス残業」が注目される意外な理由

 「土日もなく働かされている……」
 「毎日深夜まで働いているのに、残業手当がもらえない……」

 給料のトラブルに次いで多いのは、おそらく労働時間に関するトラブルでしょう。
 特に若い社員は、上司から命令されたら従わざるをえませんし、上司が帰る前に自分が帰りにくい、という場合も多々あるでしょう。

 もちろん、仕事を覚えるために必要な残業もあるでしょう。
 ですが、何より大事なのは自分の心と体です。
 心身を壊してまで仕事をしなくてはならないとしたら、それはやはり問題ですし、そういったことがないように、労働基準法という「武器」があるのです。

 しかし、残業代や休日出勤手当がもらえるならば、まだマシなのかもしれません。
 最近はそれさえ支払われず、ひたすら働くことを強要されることすらあるようです。
 いわゆる「サービス残業」です。

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武器」としての労働基準法

布施直春

サービス残業は当然、自宅でも仕事、会社の命令は絶対…そんな働き方、いつまで続けるんですか?「それって法律違反では?」このひと言が言えるようになるための「法律武装」の知識を、労働問題のエキスパートが明かします。もしかして、自分は会社にい...もっと読む

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