第6回 賃金トラブルを解決する2つの原則

賃金に関することはなかなか会社側にも訴えにくいもの。でも、労働基準法にある原則に照らせば、堂々と「ここはおかしいのではないか?」と言うことができます。まさに知識は武器なのです。

PHPビジネス新書『「武器」としての労働基準法』から、そのエッセンスをご紹介します。


 今回は、「賃金トラブル」についてどのように解決を図るか、具体的にご紹介しましょう。


「世代間格差」の根本的解決は難しいとはいえ……


 賃金の世代間格差が近年、よく話題になっています。
 確かに右肩上がりだった高度成長期は給料もまた右肩上がりだったのに対し、今は企業業績の悪化もあり、給料が上がっていくということはなかなか期待できません。

 その結果、高度成長期やバブル時代を経験して給料のベースも上がっている40、50代社員と、そうではない20、30代社員との間での格差が大きくなってしまっている、というわけです。

 この問題を解決するのは、日本の人口構成の問題もあり、なかなか容易ではありません。
 また、実際には思ったほどの世代間格差はなく、イメージ先行の部分もあるという説もあります。

 ただし、これだけは言えます。
 こうした世代間格差への自衛策としては、「もらえるべき賃金は、きちんともらっておく」のが一番だということです。

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武器」としての労働基準法

布施直春

サービス残業は当然、自宅でも仕事、会社の命令は絶対…そんな働き方、いつまで続けるんですか?「それって法律違反では?」このひと言が言えるようになるための「法律武装」の知識を、労働問題のエキスパートが明かします。もしかして、自分は会社にい...もっと読む

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コメント

PHP_Business 『 テーマは「世代間格差」。私も言いたいこといろいろあるけどなー。 5年以上前 replyretweetfavorite