今回は、「賃金トラブル」についてどのように解決を図るか、具体的にご紹介しましょう。
「世代間格差」の根本的解決は難しいとはいえ……
賃金の世代間格差が近年、よく話題になっています。
確かに右肩上がりだった高度成長期は給料もまた右肩上がりだったのに対し、今は企業業績の悪化もあり、給料が上がっていくということはなかなか期待できません。
その結果、高度成長期やバブル時代を経験して給料のベースも上がっている40、50代社員と、そうではない20、30代社員との間での格差が大きくなってしまっている、というわけです。
この問題を解決するのは、日本の人口構成の問題もあり、なかなか容易ではありません。
また、実際には思ったほどの世代間格差はなく、イメージ先行の部分もあるという説もあります。
ただし、これだけは言えます。
こうした世代間格差への自衛策としては、「もらえるべき賃金は、きちんともらっておく」のが一番だということです。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。