逃げられない激務の無限ループ!転職トラウマ病【後編】

激務やモラハラ上司が嫌で会社を辞めては、また似たような職場に再就職してしまう「社会人転職トラウマ病」。この病から抜け出すには、無意識に作り上げてしまったマインドセット(価値観)を知り、本当に自分が欲しかったものに気づくことが必要だと言います。ジョブホッパーだったOL時代のずんずんさんは、この負のループから抜け出すことができたのでしょうか?


いつも変な上司にあたっちゃって仕事を辞めてしまう……。
いつの間にかに激務になって心や体を壊して仕事を辞めてしまう……。


その結果何度も転職してしまった人はいないでしょうか。

なんでこんなに転職しちゃうんだろう?
自分の何かが悪いんじゃないか?


と考えてしまうのも、転職を繰り返すジョブホッパーあるあるの一つです。

しかし、転職を繰り返してしまうのも、実はあなたの運の悪さや忍耐力のなさが原因なわけではありません。

最初の仕事を辞めた時に、知らず知らずに作りあげてしまった価値観、つまりはマインドセットが原因なのです。

胸に手を当てて考えてみてください。
一番最初に勤めた会社を辞めた時、なぜ辞めたのでしょうか?

もっと給料が欲しかったから?
長時間労働が嫌だったから?
こんな所で働いてたら未来が無いと思ったから?

例えば一番最初、激務で薄給の会社で働いている人がいたとします。

その人が「こんなに長時間働かされるのならばもっと給料がいい所に転職しよう」と考えた時、何が起こるでしょうか。

不思議なことに、また長時間働く環境を選んでしまうのです。

こういった人は、給料=働いた時間になっているので、長時間働くことで高い給料を得ようとします。そして、長時間労働かつ「割にあった」給料をもらえる会社に転職を繰り返すようになるのです。

また、一番最初の会社でモラハラ上司に耐え切れず辞めた人がいたとします。

その人が、「こんなストレスのわりには給料が低いから転職しよう」と考えた時、給料=モラハラストレス代になってしまっているので、高い給料を得ようとすると、またモラハラ上司がいるようなストレスフルな職場にあたってしまうのです。

こんなループから脱するためにはどうしたらいいでしょうか。

まずは、いつでも最初の会社を辞めた時のことを思い出してみてください。

何が嫌で辞めたいと思ったのでしょうか。
辞める代わりに得たいと思ったものは何でしょうか。

長時間労働で時間が欲しいと思っていたのならば、その時の気持ちを思い出してみてください。
モラハラ上司が嫌だったのならば、そういう人間がいなそうな場所はどこか、考えてみてください。

理想の職場はどこにも存在しません。

ですが、転職する職場を選ぶ時、本当に自分が欲しかったものを思い出すことができたら、いつも繰り返してしまう「悲惨なループ」から抜け出すことができるかもしれません。


ずんずんさん「悲惨なループ……」

ずんずんさんは、初めて会社を辞めた時のことを思い出しました。

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自分の会社に不満を抱えている青年、出来内陽太(デキナイ・ヨウタ)。「こんな会社もうやめたい」と日々愚痴っている陽太の前に現れたのは、「産業メンヘラ医」を名乗る謎の女で……!? グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で...もっと読む

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コメント

takagitakashi 考える。▽ 3ヶ月前 replyretweetfavorite

marekingu #スマートニュース 3ヶ月前 replyretweetfavorite

oza_shu 将来食いっぱぐれないように、どこでも働けるスキルを身に付けたいと思って、転職したことを思い出した。。 3ヶ月前 replyretweetfavorite

sawmen そうそう。営業辞めて暇になるかと思ったらもっと忙しい。海外の方が良いと思ったらシンガはもっと激務 3ヶ月前 replyretweetfavorite