第5回 労働組合を活用しよう

個人vs組織(会社)では交渉しにくいことでも、組織(労働組合)vs組織(会社)ならば活路が開けるかもしれません。ネガティブなイメージもある労働組合ですが、強力な味方になる存在なのです。

PHPビジネス新書『「武器」としての労働基準法』から、そのエッセンスをご紹介します。


 前々回前回とお話ししてきたように、職場の現状に疑問を持ったらまず、労働契約書、就業規則、労働協約、それに労使協定をチェックします。
 もし、書かれていることと実際の条件が違ったら、それを堂々と主張すればいいのです。


労働基準法の力を発揮させるには?

 一方で、もしトラブルの種となる条件が明記されていたとしても、それが労働基準法違反であるとしたら、それらはすべて無効になります。

 「この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となった部分は、この法律で定める基準による」(労働基準法13条)という規定があるからです。

 また、問題になっていることに関して、労働契約書、就業規則、労働協約では明確に定められていないこともあるはずです。
 そんなときも、労働基準法の出番になります。

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武器」としての労働基準法

布施直春

サービス残業は当然、自宅でも仕事、会社の命令は絶対…そんな働き方、いつまで続けるんですか?「それって法律違反では?」このひと言が言えるようになるための「法律武装」の知識を、労働問題のエキスパートが明かします。もしかして、自分は会社にい...もっと読む

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PHP_Business ケイクスでの無料公開連載『武器」としての労働基準法』の第五回は、「労働組合を活用しよう」という、なかなか穏やかでない(?)内容。 【04/19 18:05まで無料 】 https://t.co/TRPA4trXoT 5年以上前 replyretweetfavorite