第4回 職場の「就業規則」は守られていますか?

前回の「労働契約書」と同じく、職場のトラブル解決に役立つのが「就業規則」です。就業規則がすぐ見られる状態にあるかどうかも、職場の問題の根深さを測るポイントになります。

PHPビジネス新書『「武器」としての労働基準法』から、そのエッセンスをご紹介します。


 前回は、職場環境に不満を感じた場合にまず行動すべきファースト・ステップとして、労働契約書を見直すことをお勧めしました。
 今回は、労働契約と同じくチェックすべき「就業規則」「労働協約」についてお話しします。


「就業規則」を見せてくれない会社は危ない!

 「労働契約書」の次にチェックすべきもの、それが「就業規則」です。

 就業規則とは、その職場(事業所)の労働日、労働時間、休憩時間、休日、休暇、賃金、賞与、手当、退職、表彰、懲戒など、社員に共通するルール全般が定められた規則です。

 常時10人以上の労働者(パート、契約社員を含む。派遣先での派遣社員を除く)がいる職場では、これを作成し、労働基準監督署へ届け出ることが義務づけられています。
 また、本社だけでなく、10人以上の社員が働いている事業所(支社や支店、また工場など)がある場合には、その事業所ごとに就業規則を作成・届出することになります

「あれ、うちの会社の就業規則なんて、見たことがないぞ」

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武器」としての労働基準法

布施直春

サービス残業は当然、自宅でも仕事、会社の命令は絶対…そんな働き方、いつまで続けるんですか?「それって法律違反では?」このひと言が言えるようになるための「法律武装」の知識を、労働問題のエキスパートが明かします。もしかして、自分は会社にい...もっと読む

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コメント

PHP_Business 職場の「就業規則」読んでみると、意外とフツーに守られていなかったり……。 『 5年弱前 replyretweetfavorite

AileenTylor 労働契約書、自分のは作られてないのに(なぁなぁだった)、私の後から入社した人の書類は私が作っている、という矛盾がある… 5年弱前 replyretweetfavorite

PHP_Business 布施直春『 5年弱前 replyretweetfavorite