今回からは、労働基準法という武器を使いこなすための、具体的なステップをご紹介していきたいと思います。
「本当はもらえるはずの給料がもらえていないのでは?」
「こんなに毎日残業ばかりなのは、なんだかおかしいのでは?」
こんな、「これってちょっと、おかしいのでは?」という問題が発生したとき、まずどうするかですが、実は労働基準法を持ち出すまでもなく、解決してしまうことがあります。
そのためにチェックすべきものが、3つあります。
それは、「労働契約」「就業規則」「労働協約」の3つです。
自分の「労働契約書」を見直したことがありますか?
会社に入って仕事を始めるということは、労働者と使用者が契約を交わす、ということです。
多くの人にとっては「そんな契約、交わしたっけ?」というところでしょうが、覚えていなくても、会社に入る際には必ず「労働契約」というものを交わしているはずです。
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