前回、労働基準法は働く人を守る「武器」となる、という話をしました。
とはいえ、数多くある労働関連法をすべて知ることはできません。今回は、労働基準法を「武器」として効果的に使うポイントをご紹介しましょう。
用語の使い分けはしっかりと
まず、非常に簡単で、かつ意外と効果があるのが「用語」をしっかりと理解して使いこなす、ということです。
たとえばあなたが一般企業に勤めているとして、自分のことをなんと呼びますか。
「会社員」
「従業員」
「サラリーマン」
……いろいろな呼び名があると思います。
あるいは、
「私は派遣社員なんだけど……」
とか、
「パートはどういう扱いになるの?」
などという疑問を持つ人もいるでしょう。
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