cakes読者のみなさま、こんにちは。
まだまだ寒いですね。寒い日はやっぱり鍋! 忙しいときはとりあえず鍋! 週末は鍋!と、鍋ばかり食べてそろそろ飽きているあなた。そんなあなたに、今月は鍋の呪縛から逃れられる、ちょっと目先の変わった簡単料理をご紹介します。使う素材は、冬が旬のたらです。
寒さど真ん中のこの時季、魚屋さんのいい位置には、いつもたらが並んでいます。旬だから味もいいし、値段も手頃。でも、たらと言えばたらちりぐらいしか思いつかなかったりしませんか? おっと、たらちりも鍋ですね。たらって鍋以外でどうやって食べればいい?
そんなときは、ポルトガル人に聞けば問題即解決。あちらには、干しだら(バカリャウ、と言います)を使った料理がうなるほどあります。主食はパンですが、主おかずはバカリャウ、と言ってもいいぐらい。ポルトガルを旅すると、バカリャウの文字をメニューに見ないレストランはないし(そんなレストランはきっとすぐ潰れる)、誰かの家でおもてなしを受けるときも、2回に1回は間違いなくバカリャウ料理が出てきます。クリスマスイヴだってバカリャウだし!
これまでにも「ピポグラタン」「たらのコロッケ」「たらとほうれん草のクリームグラタン」「甘塩たらとえびごはん」「たらとじゃがいも、かぶの葉のポルトガル風おかゆ」などをご紹介してきましたが、まだまだあります、日本で作れるポルトガルのたら料理。まずは、フライパンひとつでできる炒めもの「バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ~たらとじゃがいも炒め、ゆで卵ソース」から、どうぞ。
Menu do dia 本日のメニュー
「バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ~たらとじゃがいも炒め、ゆで卵ソース」
材料(2人分)
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