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第6回】[捜査四課]トップらを軒並み逮捕 福岡県警の暴力団壊滅作戦
手りゅう弾や散弾銃、機関銃といったマフィア顔負けの凶器を隠し持ち、抵抗する者は一般市民でも平気で殺すという武闘派ぶり故、米国財務省から「ヤクザの中でも最も凶暴な団体」と指摘された暴力団が福岡県にある。
その名は、特定危険指定暴力団「工藤會」。福岡県警は2014年9月、そのトップである野村悟総裁と、ナンバー2の田上不美夫会長を殺人容疑などで逮捕。その後もナンバー3、理事長代行、総本部長など執行部を立て続けに逮捕した。
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この連載について
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