50代でも恋する女性でいられる理由

前回は、56歳で二度の結婚と離婚、二人の子育てを経験し、現在は新しい恋人と遠距離恋愛中だというフランス人マダムの半生を紹介しました。今回は、いよいよ彼女の恋愛観と、息子は母の恋愛をどう感じているのか、に迫ります。その回答は、フランスの文化が色濃く感じられるものでした。

パリジャンの十人十色な生き様を紹介するインタビュー。前回は、二度の離婚を経験し、二人の子供を育て、今も恋を求め続けるマダム、ブリジッドさんにその半生を語ってもらいました。

ブリジッドさんは、現在16歳の息子と暮らす母として、そして、老舗ブランド「ゲラン」の化粧品販売員として働く一人の女性として、そのどちらを諦めるわけでもなく堂々と生きています。今回は、50代で恋をするってどんな感じなのか、そして、恋する母を息子くんはどう思っているのかを聞いてきました。

50代で恋するってどんな感じ?

— まずは、ブリジッドさんに現在の恋愛感について質問です。50代になっても恋愛をするというのが、日本ではあまりないことで、想像がつきません。50代になっても出会いはあるものですか?

ブリジッド そりゃあ、あるわよ。私と同じ世代のシングル男性はたくさんいるからね。でも、20代、30代のころと比べると、圧倒的に出会いのチャンスは減ってきてる。若いころは独身の友人らが参加するパーティーにもよく誘われたりしたけれど、結婚してからは夫婦そろって集まる友人づきあいに変わったし、特に離婚してからは、それまで夫婦で付き合いがあった友人らのパーティーには呼ばれなくなったのよ。理由ははっきりしていて、これは直接友人からも言われたのだけれど、「あなたに私の夫を寝取られるんじゃないかって、心配だからパーティーには呼ばない」って。

フランス人女性たちのこうした警戒心はものすごく強い。既婚、未婚に関わらず、 年齢にも関係なく、恋愛がいつでも起こりうるものだということが、フランスではあたりまえだからです。

「理想の男性」はこの世に存在しない

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パリジャン十色

中村綾花

“花の都”と称され、雑誌やテレビでもその優雅なイメージが特集されることの多い、フランスの首都・パリ。パンやスイーツはおいしいし、ファッションは最先端だし、歴史ある建物たちも美しいし、住んでいる人もおしゃれな人ばかり……と思いきや、パリ...もっと読む

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コメント

koziseren わ。素敵だ。 こういう年の取り方したいな。 7ヶ月前 replyretweetfavorite

MizzouYoshiko 自由と自立! 軽やかなパリ恋愛事情。  7ヶ月前 replyretweetfavorite

sizukanarudon 中村綾花@ayakahan https://t.co/8C5bdxw4Qk 日本では見慣れない 7ヶ月前 replyretweetfavorite

toumrokoshi 【マダム ブリジット 7ヶ月前 replyretweetfavorite