伊賀大介・前編「ゴミやガラクタほど胸がときめくから、片付かない」

独創的な仕事をしている人の机を見せてもらい、仕事のスタイルについて話をうかがう「クリエイターズ・デスク」。今回のゲストの伊賀大介さんは、『MEN'S NON-NO』や『smart』などファッション誌の人気スタイリストとして一躍有名になり、10年以上第一線で活躍してきました。そんなトップスタイリストの伊賀さんにとって、机とは自宅の机のことではなく――。

車の中は、ポストイットだらけ

—「クリエイターズ・デスク」は、机についてのお話をうかがう企画なんですが……。

伊賀 俺、あんまり机使わないんですよ。強いていえば、車が机かな。

—車が机、ですか。

伊賀 運転している時が一番考えごとできますから。机とか自室の機能が、全部車の中にあるっていうか。そういう意味では、車のダッシュボードが机代わりなんです。

—スタイリストは荷物も多いですし、車移動がメインなんですね。

伊賀 といっても、免許とったのはすごく遅いんですよ。31歳の時。それまでずっと、アシスタントに運転してもらってたんですが、奥さんに「いいかげん、自分で運転しなよ」っていわれて。まあそうだな、と思ってとりました。

—免許、もっていなかったんですか! 伊賀さんの師匠の熊谷隆志さんも、もちろん有名なスタイリストですよね。伊賀さんのアシスタント時代に免許を取るよう言われなかったんですか?

伊賀 そうですね。「運転以外の仕事を完璧にやりますから」と言って、免除してもらってたんです。19歳でアシスタントを始めたんですが、すげーがんばって仕事デキるようになって、俺が免許取りに行って長期間空けたら、熊谷さんが困るという状況を早めにつくりました(笑)。実際ものすごく忙しくて、免許取りに行ってる場合じゃなかったんですよね。東京出身だったんで、特に必要もなくって。

—なるほど。

伊賀 車の中で、ものの配置が全部決まってるのが、心地いいんです。飲み物が真ん中。だいたいコーヒーです。で、iPhoneがつないであって、ポッドキャストでラジオ聞いて。俺、ラジオ大好きなんですよ。で、ここにサングラスが入ってて……って全部決まってる。あと、欠かせないのがポストイット。俺すごいメモ魔で、ポストイットを1ヶ月で300枚くらい使うんですよ。それを全部、車の中に貼るんです。

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クリエイターズ・デスク

cakes編集部

あの独創的な仕事をしている人の机は、一体どうなっているの!?――そんな疑問や好奇心に応える連載が「クリエイターズ・デスク」。それぞれの分野で活躍しているクリエイターの机を覗かせてもらい、その仕事のスタイルについてもこってりお話をうかが...もっと読む

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コメント

tkmendo 本棚には谷口ジローの金字塔作品「神々の山嶺」も。さすがだ 約4年前 replyretweetfavorite

at_neco 続きが読みたすぎる> 約4年前 replyretweetfavorite

manaview 昔のやつだけど伊賀さんんの本好きが凄く伝わる。 4年以上前 replyretweetfavorite

tadaima123 ちょっと麻生さんの話題出てた♪大好きな夫婦。【第3回】 5年弱前 replyretweetfavorite