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「ポルトガル食堂」年末スペシャルの第3回目は、「柿とレモンのクミンマリネ」です。
普段はそのままで食べることの多い柿ですが、サラダのような、箸休めのような、単体でもワインのあてになるような感じにしました。
秋から冬にかけて旬を迎える柿は、熟す度合いで甘さが全然違ってきますが、今回は、まだ歯触りのある固めの柿を使うのがおすすめです。皮ごとのレモンの薄切りと塩で軽くマリネするだけ。ものの数分でできますが、いつもの甘い柿と思って口に運ぶと結構違った印象だから面白い。和えてすぐなら柿のさくさくした食感が、時間をおくと、柿自体の水分が出てとろりとしてきます。寝かせ時間はお好みで。
柿の甘みとレモンの酸っぱさが同時に楽しめるので、豚スペアリブの煮込みはもちろん、ビネガーをきかせた「ポークソテー&ポテト」などのシンプルな肉料理とも、相性良しです。クミンシードがどうしても手に入らないという方は、粗びき黒こしょうをふっても。
Menu do dia (本日のメニュー)
「柿とレモンのクミンマリネ」
材料(2人分)
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