求めているのはごく平凡で健全な暮らし【第11回】

ジャーナリスト・佐々木俊尚さんの最新刊『そして、暮らしは共同体になる。』がcakesで連載スタート!全原稿を火・木の週2回で公開します。ミニマリズム、シェア、健康食志向・・・今、確実に起こりつつある価値観の変化。この流れはどこへ向かうのでしょうか。
忙しい日常のなかでも、健康的な食生活を実践したい。今回も、そんなときの助けになるシンプルで美味しいレシピつきです。

求めているのはごく平凡で健全な暮らし

 わたしだったら何をつくるか。ピーマンは肉料理にして、キャベツは口をさっぱりとさせる付け合わせにしましょう。これに白いご飯でも足せば、じゅうぶんに立派な晩ご飯の献立になります。

◎ピーマンと牛肉の甘辛炒めともまない塩もみキャベツ
 まずキャベツは千切りにしてボウルに入れ、塩を軽くふたつまみほど振って手でざっくり馴染ませます。このまま10分ぐらい放置。
 そのあいだにピーマンの下ごしらえに取りかかります。ピーマンは牛肉と相性がいいですよね。子どものころにお弁当に入っていた懐かしい甘辛味の料理を再現してみます。
 まずピーマンのへたをとって種を取り除き、ごく薄い輪切りにしていきます。生でも食べられるぐらいに薄くすると、しゃきっとしあがりやすい。
 牛肉を炒める前に、キャベツに戻ります。塩でしんなりしたところを普通はぎゅっと絞って塩もみにするのですが、あえてもまない。全体をもう一度軽く和えて平たいお皿にこんもりと盛ります。名づけて「キャベツのもまない塩もみ」。
 さてフライパンに油を引いて、牛肉の切り落としを炒めます。色が変わったら、みりんと醤油を振り入れ、からめます。汁気が飛んできたところで、薄切りピーマンをどっさり入れて全体をさっとからめて完成。ピーマンに火を入れるのはほんの10秒ぐらいで大丈夫。大きめの深いお皿によそいます。

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ジャーナリスト・佐々木俊尚が示す、今とこれからを「ゆるゆる」と生きるための羅針盤

そして、暮らしは共同体になる。

佐々木俊尚
アノニマ・スタジオ
2016-11-30

この連載について

初回を読む
そして、暮らしは共同体になる。

佐々木俊尚

ジャーナリスト・佐々木俊尚さんの最新刊『そして、暮らしは共同体になる。』がcakesで連載スタート! ミニマリズム、シェア、健康食志向……今、確実に起こりつつある価値観の変化。この流れはどこへ向かうのでしょうか?深い洞察をゆるやかな口...もっと読む

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コメント

sasakitoshinao 今回のレシピはこれ>ピーマンと牛肉の甘辛炒めと、「もまない塩もみキャベツ」。 3年以上前 replyretweetfavorite