エースハンターを愛する3人の山賊ダイアリーファミリー
(左から、小堀、岡本、赤木)
エースハンター練習会
岡山県の湯原国際射撃場。静かな山あいにあるこの射撃場で、岡本氏、赤木さん、ボクの3人で、エースハンターの練習会をしようということになった。エアライフル射場は1射座のみだったが、あいにく小雨の降る寒い日だったことが幸いして、我々だけの貸し切り状態で練習することができた。岡本氏のエースハンターは口径5.0mm。散弾銃を持たずに空気銃だけで狩猟をする岡本氏にとって、小鳥からカモ、キジクラスまで狙えるという5.0mmのメリットは大きい。
一方、赤木さんは4.5mmを使っている。散弾銃でカバーできない状況を補うための空気銃なので、威力よりも命中精度を重視しているということだった。ボクのエースハンターも4.5mmだが、シャープ純正のセットトリガーを装着している。ポンプ回数が増えるごとにトリガープルの重くなるエースハンターにとって、触れるだけで落ちるセットトリガーはありがたいカスタムパーツだ。
ここ湯原射撃場のエアライフル射場では、20mと30mの射距離を選べる。標的紙が10m用の小さな物だったので、20mで練習をすることになった。エースハンターにはちょうど良いだろう。ポンピングのやり方も三者三様だった。バットプレート部分をおヘソのあたりに押し付けてポンピングする岡本氏、そして、スコープ部分を右手で保持し、左手でポンピングする赤木さん。ボクはというと、左手でグリップ部分を握り、右手でポンピングするというやり方だ。皆それぞれ、色々な方法を試した結果行き着いたやり方だろう。こういった各自のスタイルがあるというのも、ポンプ式のエースハンターならではだ。
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