「ブスはモテない」よって、セックスにも縁がない。ある意味正しいが、ある意味間違いだ
「ブスとセックス」。これは一見、天ぷらとスイカぐらい食い合わせが悪い。現に、それをリアルに想像すると、腹が痛くなってくる案件だ。逆に、大興奮してきたという人がいたら、新しい性癖の大発見なので、エヴァの最終回ぐらいおめでとうと言いたい。
ブスはモテない、よってセックスにも縁がない。ある意味正しいが、ある意味間違いだ。一生、住む家であれば「屋根がない分、一千万円値引きします」と言っても買い手はいないだろうが、一晩泊まるだけなら、安くて寝られればあとはなんでもいい、という人間が少なからずいる。
よって、タダですぐヤれるのであれば、相手がどんなに、風呂なし共同トイレ顔であろうが構わない、という相手でいいなら、ブスでも割とセックスはできる。
つまり、履歴書の職歴、資格欄が真っ白でも、自己PRに「やる気だけはあります」と「!」を10個ぐらいつけて書けば結構ヤれてしまうのだ。
世間では、そういう女を「ヤリマン」と呼ぶ。この言葉から、派手なタイプの女を想像する者もいるが、実はセックスに全く縁のなかったブスが一気にヤリマン、ヤリブスになってしまうことも珍しくはない。
何せブスは基本的にモテない。自分が男から性的対象として見られるなどありえないと思い込んでいる場合が多い。そこに「昨日はタイにいました。明日はミャンマーに行きます」というようなバックパッカー男が、たまたま一晩泊まっていったが最後、「性の対象に見られた=モテた」と勘違いしてしまい、モテ気分を味わうために簡単にヤらせるようになってしまうのだ。