雨月メッツェンバウム次郎
下品な不動産屋の大統領の登場、日本人はどうする?
トランプ大統領の誕生で、世界は戦々恐々。NYダウも日経平均もトランプノミクス到来と金融界ではお祭り騒ぎをしているのはさながら、破れかぶれの「ええじゃないか!」騒ぎ。いよいよ来年、2017年から始まる新時代の幕開けに私たちは、どんな心構えで臨めばよいのでしょうか。
こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
東京は冷たい秋雨を過ぎ、いよいよ本格的な冬に突入しようとしています。街の木々は枯れてその隙間には風が吹き、身をすくめて言葉少なに行き交う人々を見ていると、「寒さ」というものは本質的に人間に合っていないのだな、と感じます。それはただの印象ではなく医学の眼で見ても納得がいく推論で、なぜならマクロで見ても「冬季うつ」というものはありますし、ミクロで見ても身体を構成するタンパク質や酵素の活性は低温で落ちますからね。
さて、今回は「下品な不動産屋の大統領の登場、日本人はどうする?」というタイトル通り、彼の国の大統領のことについて少し触れ、これから我々がどうすべきかというお話を致しましょう。彼のお話をするにはタイミングが遅くなりましたが、このことを受け止めるために時間を要したのと、当選してからもいくつかアクションがありましたのでね。
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この連載について
雨月メッツェンバウム次郎
高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む
著者プロフィール
雨月 メッツェンバウム次郎。アラサーの現役外科医。既婚。某国立大学医学部卒業後、外科医として働く。ほぼ毎日手術があり、年間200件近く参加する傍ら、年に1, 2回は海外学会へ、年に7回は国内の学会へ自腹で行く。 ツイッターでも呟いています。twitter @ugetsujiro noteでも書いてます。「cakes連載記事、あそこには書けないウラ話」https://note.com/drdolittle/m/m15f589680155