結婚・出産してない自分がツラい!イケてるあたし病【後編】

地元の元ヤンから幸せ家族自慢をされ、敗北感を感じた瑠雨図奈乃(るうず なの)さん。仕事、結婚、子ども、若さ……。全てにおいて完璧を求めることが、苦しさや敗北感につながってしまう「イケてるあたし病」。はたして瑠雨図さんは、ありのままの自分を受け入れることができるのでしょうか。グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で人気のずんずんさんの連載です。


久しぶりにあった友人と、止まらない女同士のマウンティング。

誰かが結婚したと聞けば、誰かが今の彼氏の職業の話をして、
誰か子供の話をしはじめたら、誰かが都心の独身OLライフの話をし始める……。

やめて! そんな争い!
そんな争いをしている間に、アフリカでは1分間のうちに60秒が過ぎている……!

そのぐらい、互いの痛いところを突きあうことには意味がありません。

しかし、なんで人はこんな無意味な争いを続けるのでしょうか。

それは「誰かが持っているものを持っていない自分」が恥ずかしいので、隠したいと思っているためです。

なので、自分が「持っている」けど相手が「持っていない」ことを出すことで、牽制しあっているのです。

女性が恥ずかしいと思っていることとは、

「容姿や若さという条件を満たせていないことが恥ずかしい」
「妻という地位を得ていないことを恥ずかしい」

はたまた、

「旦那の稼ぎだけで暮らせてなくて必死こいて働いている自分が恥ずかしい」

といった、あくせく努力している姿まで含まれています。

こういった考えを持っていると大変です。

女というものは、

さりげなく上品で努力してる風もなく、豊かで完璧なママ

でなければ、幸せではなくなってしまうからです。

しかし、そんなパーフェクトの自分ってなんなんでしょうね。完璧になるためには、たったひとつでも欠けているところがあってはいけません。欠けているところを見ればみるほど、苦しくなっていきます。

なんで私は結婚してないの?
なんで私は子供がいないの?
なんで私はもう若くないの?

こういった欠乏感は不安を生み出し、自分の価値にも疑問を生み出します。

まずは、自分の欠けているところを見るのをやめましょう。そのかわりに、今まで自分が築いてきたものを振り返ってみましょう。あんなこと、こんなことあったよね。

人間はささやかな喜びというものを忘れてしまうものです。

不足分に目を向けるよりも、満ち足りている部分に感謝していきましょう。そうすれば、自分が「持っていないもの」はそんなに重要ではなくなっていくでしょう。

瑠雨図さん「持っていないもの……」

そんなこと言ったって。

と瑠雨図さんは思いました。

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自分の会社に不満を抱えている青年、出来内陽太(デキナイ・ヨウタ)。「こんな会社もうやめたい」と日々愚痴っている陽太の前に現れたのは、「産業メンヘラ医」を名乗る謎の女で……!? グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で...もっと読む

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zunzun428 地元の友達に憎しみを抱いている人は必読です!書籍化も募集中だよ~ 約3年前 replyretweetfavorite

masaki_kashiwa 陽太やるなぁ 私の弟(20歳)なんてずっと田舎暮らしなのにまだだぞ(だからそれセクハラ) 約3年前 replyretweetfavorite

_sakumiku 陽太さん、鞄お持ちしましょうか? 約3年前 replyretweetfavorite

zunzun428 今週は陽太の初体験年齢が明らかになります!→ 約3年前 replyretweetfavorite