第11回 】本質を知る

生産者のところに行って試飲をして、そこで購入するワインを決めるのは無意味と言えるかもしれない・・・なぜならば同じワインでも、それを飲む環境次第では驚くほど味覚に違いが出るものだから。ワインの「本質」は「人」にあると断言する仲田さん。「本物」を作ることの奥深さにまつわるエピソードを語っていただきました。フランスはブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン村でワイナリーを経営する日本人醸造家・仲田晃司さんの連載、第11回です。

こんにちは。
日本は、だんだんあたたかくなってきた頃でしょうか。

前回、フランスで会社を立ち上げた直後、売るものがなかった頃は、たくさんのワイン生産者さんのところに訪問させてもらっていたと書きました。

では、何のために、訪問をしていたのか。
普通ならば、生産者のところに行く目的は、たくさんの試飲をして、どのワインを買い付けるかを決めるためです。

でも私は、訪問時には試飲を重視していません。生産者のところを訪問する時に、とても大切にしていること。それは、試飲させてもらうことではありません。生産者と話をすることです。

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ワイン通信・ブルゴーニュの村から

仲田晃司

フランスはブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン村でワイナリーを経営する日本人醸造家・仲田晃司さんはじめての連載。仲田さんのワインのラベルには「天・地・人」という文字がきざまれています。2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より...もっと読む

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