脳天をドライバーでぶん殴られたような衝撃作「無垢の祈り」

あまりの衝撃で江波さんから勝手に感想文が送られてきたシリーズ、今回取り上げさせていただくのは「無垢の祈り」です。平山夢明氏の短編集『独白するユニバーサル横メルカトル』に収録されている一篇を映画化したものです。すごいすごい! と言いながら「見ないほうがいい……」という衝撃作品の内容とは? ネタバレをしているのでご注意ください。

■脳天をドライバーでぶん殴られたような衝撃

 すごいの見た。すごいの見た!(二回見たので二回言いました)。「無垢の祈り」ですよ、すごかったですよ。語彙が少なくなるほど衝撃受けた。脳天をドライバーでぶん殴られたような衝撃が(しかもゴルフスイングじゃなくバッティングフォームで)。

 「無垢の祈り」は大都会東京でも渋谷の果てでしか上映されておりません(※江波さんが見たとき)。でも全国回るって言ってるから見れる人は……みたいに言うと思うじゃないですか。僕これ「見たほうがいいよ」って書いちゃうと後で何らかの法に触れて処罰されるんじゃないかという不安があるのでむしろ「見ないほうがいい」と積極的に触れ回りたいです。

■R18+←プラスの意味を思い知る

 R18+っていうあんまり見た事がないレーティングというかそんなのあったの? っていうかプラスって何だよ、もうポルノなのでは? と思ったらそっちじゃなかった。 家庭内では義父からの虐待、学校ではイジメを受け母はいつも変な像を拝んでいるという少女フミが猟奇殺人鬼に救いを求める、という筋書きなんですが、これだけ見ると「おっ何かエッチな話かな」と勘違いした、世界中で人権と存在を公認されていない特殊な性癖の人たちが見てしまいそうですが、多分地獄が待ってます。

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江波光則映画レビュー

江波光則

6月下旬に終末SF『我もまたアルカディアにあり』を刊行した江波光則氏。 もともと映画がお好きな江波氏に、「終末」つながりで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見た感想をまとめていただきました。

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コメント

srishrc “「見たほうがいいよ」って書いちゃうと後で何らかの法に触れて処罰されるんじゃないかという不安があるのでむしろ「見ないほうがいい」と積極的に触れ回りたいです” 3ヶ月前 replyretweetfavorite

neuronsis もう1度後で読む用 4ヶ月前 replyretweetfavorite

00bae0 絶対観に行けないけど気になってしまう 5ヶ月前 replyretweetfavorite

tttkm 私は絶対に見ない見ない見ない見ない 気になってたけど絶対に見ない見ない見ない見ない 【リンクはネタバレを含みます】 5ヶ月前 replyretweetfavorite