内定後に悩むのは当然
人の心はおもしろいもので、転職活動の真っ只中にあるときには勢いで突っ走っているので、さほど深く悩まない。
そして内定が出て、退職交渉に入ったあたりで突然悩み始めるのだ。
「本当にこの会社を辞めてもいいのだろうか?」
「本当にあの会社に入るべきなのだろうか?」
「自分の選択は間違っていなかったか?」
いまのあなたから見ると、「いまさらなにを言っているんだ」という話だろう。優柔不断の典型だと思われるかもしれない。だが、同じような状況に立たされたら、あなたもきっと同様の悩みに襲われるはずである。
なぜなら、人は「決めてから悩む」ものだから。
決める前の悩みなんて、じつは大した悩みではない。決めてしまった後にこそ、本当の悩みがやってくるのである。
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