そもそも、デュアルSIM(シム)とは、1台の携帯電話に2枚のSIM(シム)カードを差し込んで使う携帯電話のことを指します。主に携帯電話の設備が整っていない発展途上国で主流になっているもので、発展途上国によっては、一部の地域が2G(GSM方式)のみしか使えなかったり、3G、4Gしか使えなかったりするので、周囲の設備に合わせて2GのSIM(シム)カードと3G、4GのSIM(シム)カードを使うわけですね。
日本の場合は、携帯電話の設備が充実しているので、デュアルSIM(シム)の必要性がなく、大手キャリアが販売する携帯電話は1枚のSIM(シム)カードしか挿入できないモデルばかりです。
昨今のSIMフリースマートフォンの登場で、デュアルSIM(シム)に対応したスマートフォンが登場しており、海外への出張や旅行が多い人は、日本のSIM(シム)カードと通信費を抑えるために現地のSIM(シム)カードの両方を差し込んで使う使い方で注目を集めています。
そんな、デュアルSIM(シム)の日本における同時待ち受けについて解説していきます。
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