地政学超入門

最終回】エマニュエル・トッドが語った ヨーロッパの宗教的危機

フランス国立人口統計学研究所研究員のエマニュエル・トッド氏は、歴史人口学という視点から世界の動きを見通す力で、世界中から注目を浴びている学者だ。

 25歳だった1976年に書いた初の著書『最後の転落』では、人口動態に関する公開情報だけを頼りに、現地に足を踏み入れることなく的確にソ連の崩壊を予言した。94年の著作『移民の運命』では、米国、英国、フランス、ドイツの家族形成の伝統的特徴から、各国が直面している移民問題について分析、特に英仏独での移民に対する考え方が全く異なることから、欧州統合は失敗すると結論付けた。2002年の著書『帝国以後』では50年までに米国の覇権が崩壊すると予測し、世界に衝撃を与えた。

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複雑怪奇な国際情勢を理解するために、地政学的な見方の重要性が増している。地政学では、ある地域の政治、経済、軍事、社会的な動向には、その地理的な位置や形が大きな影響を与えていると考える。また、その地域や民族が持つ行動原理を知るには、現在...もっと読む

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