「物質の嫁」と「実質の嫁」、どちらがいい?
落合 前回、筑波大学のデジタルネイチャー研究室では、物質と実質の間にいろいろな選択肢をつくる研究をしている、と言いました。
さらに言えば物質と実質を縦軸、人と機械を横軸とした4象限において、トレードオフないし選択肢を考える。そして、それを定式化して具体例をつくるのが、研究室でやっていることです。
落合 ところで僕最近、結婚したんですよ。
——あ、はい、うかがっています。周りには「あの落合さんが結婚!?」と、驚きを持って受け止められたとか。
落合 ちょうどいいので「嫁」をこの4象限で考えてみましょう。
まず、左上の物質・人の嫁は、いわゆる人間の嫁ですね。右上の物質・機械の嫁は、まあ『ちょびっツ』の「ちぃ」みたいなものです。
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