なぜ“ご長寿”は“早押しクイズ”をするのか?

虹の色って何色でしょうか。7色ですよね。でも、本当にそうでしょうか? 角田陽一郎さんは、物事を解決するのに、そこから疑ったほうが、結局は遠回りのようで早道だといいます。物事の本質をとらえる「バラエティ思考」とはどのようなものなのでしょうか。
数々のヒット番組を手がけながらも、youtubeを活用した「オトナの!」など、テレビの枠を超えて活躍するバラエティプロデューサーの角田陽一郎さんのバラエティ的コラムです。

僕が「世界はバラエティになる」とこの連載にタイトルをつけたのには二つの意味があります。

ひとつは、世界のいろいろなことが、バラエティ番組の題材になるということ。
もうひとつは、世界そのものが今後もっといろいろバラエティに富んで(多様化して)いく、ということ。

その根っこには“バラエティ思考”という考え方があります。バラエティ番組を日々作っている内に僕が体得した、物事の本質をとらえやすくする考え方です。

何かを解決しなければならないとき、結果優先で一番の近道に走りがちです。いろいろ試行錯誤するより、マニュアル通りにショートカットすることを良しとしてしまいがちですが、結果的にやりたかった本来の目的から遠のいたりずれてしまうことがあります。

僕もそんなコトを何度も経験してきて、“近道へのテクニック”ではない、“目的地までの試行錯誤”こそが、むしろ命題への最短距離だと気付いたのです。

今回はなぜ僕がそんな風に考えるようになったのかを書きたいと思います。

テレビ局に入社して最初の「命題」

バラエティ番組は、世界で起こったことを、なんでも題材にします。でもそれは本来、番組を成功させるため(≒視聴率を上げるため)です。悪い視聴率の番組はすぐ打ち切りになります。そうすると僕らがテレビ局に入社して、制作部門に配属されて、まず最初に解決しなければならない命題は、
 いかに視聴率が取れる番組を作るか?
ということなのでした。

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世界はすべてバラエティになる

角田陽一郎

TBSで『明石家さんちゃんねる』『EXILE魂』『金スマ』などのヒット番組を制作しながらも、youtubeを活用した「オトナの!」など、テレビの枠を超えて活躍するバラエティプロデューサーの角田陽一郎さんの連載です。 東京大学で西洋...もっと読む

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kakuichi41 多分無料で読めるの今日までです。テーマはこれからの未来を生きるための「バラエティ思考のススメ」です。ぜひお読みください! https://t.co/huxOvRD2kf 約4年前 replyretweetfavorite