陽太「貞三くん!」
陽太は居酒屋から飛び出していった貞三くんを追いかけました。
貞三くん「……なんだよ、陽太。お前も俺を馬鹿にしにきたのかよ」
陽太「何言ってるんだよ。貞三くんが25歳なのにまだ童貞ってことはみんな知ってるじゃないか」
貞三くん「ど、童貞じゃないって言ってるだろぉぉ!!」
貞三くんは、泣きながら叫びました。
貞三くん「一体なんなんだよ。あの女、言いたいこと、言いやがって。あれじゃモテないだろ」
陽太「そ、それは本人も気にしてるから……。でもずんずん先生は、貞三くんに処方箋を書いてくれたんだよ。読んでみなよ」
貞三くん「処方箋?」
貞三くんは首をかしげながら、陽太から渡された処方箋を読み始めました。
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