転職市場において、企業はどのような人材を優秀と見なし採用するのか。管理職・専門職に特化した転職サイトを運営するビズリーチの南壮一郎社長に、転職を成功させるための秘訣を聞いた。
転職市場において“優秀な人材”とは、会社という後ろ盾がなくなったときでも高いパフォーマンスを発揮できる専門的なスキル、ノウハウを持つ人のことだ。
だから当然、転職して年収を上げようと思えば、自分の市場価値を正しく把握した上で、そういったスキルを磨くしかない。
しかし、実際に転職しようと考えたときに初めて市場価値がないと気付くようでは遅い。今は日本航空ですら経営破綻する時代。大手企業といっても安心ではなく、備えは必要だ。
にもかかわらず、日頃から転職など意識せず、安心し切っている人が多いことに、年収1000万円以上の管理職・専門職に特化した転職サイトを運営するビズリーチの南壮一郎社長は警鐘を鳴らす。
転職活動のスタートは、自身の健康診断から。自分の市場価値がどの程度あるか把握するために、自分の健康状態を確認する必要がある。
その上で、いくつかのテクニックを駆使すれば成功率は上がる。そこで以下では、成功する転職のノウハウを徹底解説する。