どっちにしようか迷って両方観た『ジャングルブック』×『ターザン』

2016年夏、なぜかほぼ同時期に公開されている『ジャングルブック』と『ターザン:REBORN』。せっかくなら2作見て比較しちゃえ! ということで今回は初の2作同時感想文です。余談ですが、『ジャングルブック』には何回か動物がバーン!!!!と飛び出してくるシーンがありまして、そのたびに心臓が止まりそうになりました。あとはちみつおいしそうでした。

■なぜかほぼ同時期に公開しているジャングル映画

『ジャングルブック』と『ターザン:REBORN』を見てきたので勝手に比較しようと思います! こっちは金払って両方見とるんじゃ比較して何が悪い。結論から言うと互角です。一長一短といった感じです。まとめると下記のようになります。

主人公がムカつくのが『ジャングルブック』、カッコイイのが『ターザン』。動物たちとの日常系が『ジャングルブック』、ドラマあるのが『ターザン』。主人公が野生児のままなのが『ジャングルブック』、人間社会に復帰してるのが『ターザン』。すべての動物が英語喋るのが『ジャングルブック』、言葉わかんないのが『ターザン』。音楽がノリノリなのが『ジャングルブック』、フツーなのが『ターザン』。意外にアクションがいいのが『ジャングルブック』、カメラ寄りすぎなのが『ターザン』。そしてジャングルを焼いておいてドヤ顔するのが『ジャングルブック』、ジャングルを守るのが『ターザン』……!

 まあそもそも『ジャングルブック』から着想を得て書かれたのが『ターザン』らしいんですが(ターザンの邦訳は早川書房から出ているのですが、もうちょっとこの映画をプッシュしなくていいんでしょうか)。それはともかくバロウズさんが『ターザン』書いた理由が何となく『ジャングルブック』見るとわかってきて。

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江波光則映画レビュー

江波光則

6月下旬に終末SF『我もまたアルカディアにあり』を刊行した江波光則氏。 もともと映画がお好きな江波氏に、「終末」つながりで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見た感想をまとめていただきました。

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コメント

toborikenji 子供と一緒に観て反応みてみたいなー 3年以上前 replyretweetfavorite

Hayakawashobo SFMcakes版、江波光則さんの映画評連載、最新回です! 3年以上前 replyretweetfavorite