「なんの意味があるんですか?」と聞く新人が伸びない理由

「人間の本当の限界」について突き詰めた為末大さんの連載。今回のテーマは、「リスクを冒す」ことについて。多くの人は、なかなか自分で自分の限界を設定することができません。そんなときはどうするか? まずは「無茶ぶり」を100%受け入れる、と為末さんは言います。話題の新刊 『限界の正体-自分の小さな檻から抜け出す法』より、限界の檻を脱出するヒントを明かします。

リスクを恐れるときどうするか?

「やってみなはれやらなわからしまへんで」

サントリーの創業者、鳥井信治郎さんが残した言葉です。

鳥井さんは、未知の分野に挑戦しようとして周囲から反対を受けるたび、この言葉を発して、粘り強く取り組んだといいます。僕は、「やってみなはれ」という世界観に共感を覚えます。

ですが、ときに失敗や恥、リスクを恐れてしまい、「やってみなはれ」という前のめりな考えが持てないことがあります。そんなとき僕は、こう考えるようにしています。「自分の行動を他人に決めてもらおう」「他人の指示に、完全にしたがってみよう」

自分以外の他人が決めたことを受け入れて、試してみる。外部からの刺激を受け入れて、それに反応してみるのです。

「なんの意味があるんですか」と考えてはいけない

限界を突破するためには、これまでのパターンから外れて、予測できない変数を取り入れてみることが大切です。そのためには、今までやったことのない選択をしてみることが必要になります。

いちばんいいのは、他人に無茶ぶりされることです。

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この連載について

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限界の正体ー自分の見えない檻から抜け出す法

為末大

400mハードルの日本記録保持者で、3度のオリンピックに出場した為末大さんの新境地。人間にとって、才能とはなにか。限界とはなにか。人間の心について学び、アスリートの成功と挫折を見るなかでたどりついた考えとは?? 長い間、人間の限界と呼...もっと読む

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コメント

TOBENAIBUTA88 やべ、大体毎回考えてる(;・∀・) https://t.co/9bcJ9G0s8J 1年以上前 replyretweetfavorite

niche_hm そういうことやで( ̄Д ̄)ノ https://t.co/n3bh8mKec9 https://t.co/gVoqrUcaz6 2年弱前 replyretweetfavorite

paravola (為末大:2016.8) 2年弱前 replyretweetfavorite

Singulith >「 面接で彼に対して、「どうして僕の会社で働こうと思ったの?」と尋ねたとき  〜「スポーツにも、為末さんにも、興味がなかったからです」  Aくんは、普段なら自分が絶対にやらないことをあえてやることで、経験の幅を広げよう」  https://t.co/YjzAoS4J5g 2年弱前 replyretweetfavorite