孤独を貫け

スマホを捨てて「孤独」になれ

漫画家・小林よしのりと、「読書のすすめ」店主・清水克衛による白熱対談。第3回は、いまの世の中に必要な「真の革命」と、小林さんの意外な学生時代について。仕事、青春、読書、恋愛、人づきあい……若者たちへの熱いメッセージが詰まった対談集、『孤独を貫け』より、一部を抜粋してお届けします。

わしも学生時代は「孤独」だった

清水克衛(以下、清水) どうしたらいいんですかね。何か革命的なことでも起きないと、この頽廃的な状況は変わらないのかもしれませんが。

小林よしのり(以下、小林) 政治的な革命じゃダメだからね。人間の意識や感覚のレベルで革命が起きないといけない。たとえば、これはありえない妄想かもしれないけど、SNSとは無縁な、本しか読んでいない若い世代がいるとして、彼らが議論の場をどんどんつくって、地方都市まで広がっていくような動きが現れるとかね。そんなことが起きたら、「若者すごい!」と賞賛しますよ。ただし、その議論の場がタコツボ化してお互いに反対勢力をブロックするようではダメ。いまの論壇はそうなってるでしょ。右と左が相互ブロックして、相手のいうことにまるで耳を貸さない状態ですよ。

清水 それでは議論にならないですね。

小林 それぞれが自分たちの意見にうっとりして快感を得ているだけだからね。保守論壇の講演会なんかに行くと、「この日本にはもっと大きなポテンシャルがあると思いませんか? いかがですか?」とかアジる奴がいるわけ。すると、集まったおっさんたちが「うおー!」って拍手喝采するの。もう、あきれかえってしまって「バカか?」と思うよね。同じ考えの人間だけが集まって、盛り上がっている状態。あんなマスターベーションにはなんの意味もない。

清水 お祭り騒ぎみたいな「デモ」にも、それと同じものを感じませんか?

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

従順な羊になるな、自分の「理想」を持て

孤独を貫け

--- - "小林よしのり" - "清水克衛"
イースト・プレス
2016-05-15

この連載について

初回を読む
孤独を貫け

清水克衛 /小林よしのり

小林よしのりは、本当に「ネトウヨの親玉」なのか? そんな問いからスタートしたこの対談。話が深まるにつれ、小林氏の「真意」と「本音」が明らかになっていきます。仕事、青春、読書、恋愛、人づきあい……悩める若者たちへの熱いメッセージが詰まっ...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

RieDorji 私は20年前SAPIOを読んでいた女子大生でしたw。RT 2年以上前 replyretweetfavorite

trainer_sapporo 自分を持てた。そんな気概を持つ人間であった事が最大の幸運だと思っている。 2年以上前 replyretweetfavorite

trainer_sapporo 大切な友人達は、僕が望む道に進めさせてくれない。資格試験合格に導いてくれない。給与増に繋げてくれない。夢を叶えさせてくれない。僕の本音であり現実です。 2年以上前 replyretweetfavorite

Naoya770088 https://t.co/ZsCBfdAFjV 2年以上前 replyretweetfavorite