椎木里佳(しいき・りか)
1997年生まれ。株式会社「AMF」代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部1年。女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。2016年6月16日に、2冊目の著書『大人には任せておけない!政治のこと』 (マガジンハウス刊)が刊行。
「椎木がやれるんだったら俺もできるかも」そんな若者のロールモデルを目指して。
——そんな椎木さんですが、椎木さんは6月16日に政治に関する書籍を刊行されたとか。18歳選挙権引き下げが目前ですが、どんな思いで書籍の刊行に至ったのでしょうか?
大人たちには任せておけない! 政治のこと 18歳社長が斬る、政治の疑問
椎木里佳(以下、椎木) 少し前までは「ビジネスで社会を引っ張って行きたい」という想いはありつつも、政治のことは遠い話だと思っていたんです。でも、自分が18歳の時に選挙権が引き下げられるなんて、すごい歴史的タイミングにいるな、と思って。それで、興味を持って積極的に動かないともったいないと思うようになったんです。
それと、自分が発言することが若い子に影響を及ぼすんだ、という責任感もあって。私が行動することによって若い子、同い年の子が「椎木さんがやれんだったら俺もできるんじゃないか」とか、「同世代があんな発言してるんだから自分もがんばらないと」って感じてくれるようなロールモデル的存在にならないといけないと思っています。
そんな思いもあり、今回18歳選挙権のタイミングで、政治にまつわる書籍を出そうと思いました。
——今回、自民党の石破茂さんや民進党の枝野幸男さんに蓮舫さんと、そうそうたるメンバーとの対談だったと思うのですが、実際にお会いしてみてどうでしたか?
椎木 書籍の刊行に当たって政治家さんとお話させていただいたのですが、みなさんすごく個性的な方々でした。自民党の石破茂さんは、対談がはじまると途端にその場の空気を変えるような存在感を持っていて圧倒されたり、民進党の枝野さんはすごくフレンドリーにお話してくださったり、蓮舫さんはすごくテキパキと場を回してくださったりと、それぞれすごく特徴的な個性を持っている方々でした。
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