「自己責任派vs.神からの贈り物派」のブス論争は、ヤバイ
今回のテーマは「梅雨ブス」である。
誰も気づいてないと思うが、本コラムは月イチで季節ネタを入れるという縛りがあるのだ。しかし、6月といったら「梅雨」か「祝日がない」ことぐらいしか思い浮かばない。
「ブス」と「祝日がない」では、テーマとしてあまりにもお通夜ムードすぎる。明るい話題になる気がしない。よって、消去法での「梅雨ブス」である。
しかし、梅雨だからなんだというのだ。いくらブスでも、春夏秋冬くらい平等にやってくるし、梅雨だからといって特別変わったことなんてねぇし、カビも生えねぇよ。と、自慢の天パーを3倍ぐらいに膨張させながら主張してしまいそうだが、実際、雨の日に見られるブス要素というのもある。
世の中には「ブス論争」という、リアル戦争の次に、やめておいた方がいい戦いがある。
「ブスなのは努力不足なせいだ」という、ブス自己責任派と「ブスは、どうあがいてもブス。ブスをどうにかしようとするのは天災に抗うのと同じ」という、ブスは神からの贈り物派との戦いである。
この戦いの凄惨なところは、参加者がブス当人だけではなく、美人、さらには男までもが「努力しないからブスなんだ」とか「ブスは何やってもブス」などと言っているところである。
これは「悪いが、ブス以外は出て行ってくれないか」と言わざるを得ない。
この二つの主張に関しては、両方正しいとしか言いようもなく、努力して改善されるブスもいれば、人智の及ばぬブスもいる(※個人の感想です)という、何よりも炎上を恐れている、屁ライターの腰抜けコラムみたいな結論しか出せないが、確かに両方いるのだ。
そして、「努力しないからブス」に関しては、雨の日の所作一つ見ただけで、それだとわかるものである。
ブスは顔のパーツの整理整頓が苦手
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