■オチには一切触れないよ
『貞子vs伽椰子』の試写会に潜入することに成功しました。司会のお姉さんが「本日は伽椰子……いやっ貞子vs伽椰子の試写会に」って言い直していたので何か揺るぎない力関係があるんだと思います。三井住友とか三菱UFJみたいな。いや単に言い間違っただけでしょうけど。
以前の『ヴィジット』の時以上の、オチをネットとかで言ったら許さんという箝口令が敷かれていました。なので一言半句オチには触れないことにします。というか確かにこの映画、あらすじとかオチとかバレたら見る価値激減してしまうので仕方ないかも知れない。
いやこんなの言うの失礼かも知れませんけど、正直『貞子vs伽椰子』と聞いて「貞子vs伽椰子?」ってまんま聞き返しちゃうじゃないですか、そんなの。クエスチョンマークだけ付けてオウム返しっていう小馬鹿にしたリアクション。何でしたら読点も付けますけど。「さ、貞子、vs……伽、椰、子? どうしたの? バットマンとかのアレの真似?」ぐらいに。多分その小馬鹿にした姿勢で見に行くのが正解。そう思われるのわかっててやってる。きっと。そんな心算じゃなかったら申し訳ありません。
■ビビらせて詰めの一手をぶち込むファイトスタイル
いやだって実際、貞子と伽椰子戦わせるったって、どっちも対人類用の脅威しか持ち得ないのでどうすんだよって。いきなり携帯鳴ったり骨カタカタ言わせながら這ってきたりしても人類はビビり死にますが、相手はお互いビビらなさそうじゃないですか。
貞子も伽椰子も、基本はビビらせまくって詰めの一手をぶち込んでくるファイトスタイルじゃないですか。たとえて言うなら「俺は○○組の何々さん知ってんだぞ」ってハッタリかましてんのに相手も「○○組の何々さんなら俺も知ってる」みたいに対抗してきて、互いにハッタリ効かなくなってる喧嘩じゃないですかそんなの。どうするんでしょうね。