宇宙の謎を解くために、標高5200mまで登ります

ケトルVol.10は、「学者」特集!
コラムコーナーでは、「目のつけ所がスゴい!」研究の数々ご紹介。第5回は、同特集でインタビューにご登場いただいたサイエンス作家・竹内薫さんご推薦、羽澄昌史さんの研究に迫ります。

宇宙誕生の秘密を探る「科学刑事」なんです

宇宙はどうやって生まれたのか? 誰もが一度は抱いたことがある究極の疑問に、答えを見つけようとしている日本人がいます!

「僕らが観測しているのは、『宇宙マイクロ波背景放射』(以下、CMB)と呼ばれる、宇宙が生まれたときの発生した“光”の一種です。現在も、このCMBは地球に降り注ぎ続けています」

そう語るのは高エネルギー加速研究機構の羽澄昌史教授。どうして、CMBを観測すると宇宙の秘密がわかるのか?

私たちが空を眺めるときに見る星は常に過去の姿。太陽ですら8分前、シリウスなら9年前の光です。宇宙はあまりにも広大なので、光でさえやってくるのに時間がかかってしまうからですが、反対に光が届く限りは、どこまでも過去の姿を観測できます。その限界は宇宙の誕生直後まで(約137億年前!)。

だから宇宙最古の“光”であるCMBを観測すれば、宇宙誕生の秘密を探れるかもしれない!

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケトル

この連載について

初回を読む
学者が大好き!

ケトル

「最高に無駄の詰まった雑誌」がコンセプトの、雑誌『ケトル』。その毎号の特集をcakesで配信していきます。第10弾のテーマは「学者が大好き!」。「なんで?」子供のころ思ったあの気持ちをずっと持ち続ける人たちがいるーー。彼らの日常にとこ...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード