第5回】特殊な才能を生かす仕事

トッププレーヤーともなれば高収入が約束されているプロゴルファーやJリーガー。漫画家も「当たれば大きい」職業だ。とはいえ、裾野が広いのも現実。その実態はどうか。

【プロゴルファー】
50位で年間賞金1500万円
ツアーの遠征費が収益を圧迫

 「賞金だけで生活できるような選手は一握りしかいない」

 国内ツアーで通算の獲得賞金が6000万円を超える女子選手は、実力主義のプロの厳しさを語る。

 まず、プロになって最初に迎える難関が、ツアーへの参加資格を得ることだ。大会主催者の推薦などを持たない選手は、「ステップアップツアー」と呼ばれる下部のトーナメントや、予選会で上位に残ることで初めて参加資格が与えられる。

 日本女子プロゴルフ協会によると、毎年のようにツアーに参加できる選手は、シード権を持つ選手(年間賞金ランキングで上位50人)を含めて90人前後。総勢400人程度の選手が参加に向けてしのぎを削っているため、半数以上は資格を手に入れるのも難しい状況だ。

 ツアーに参加できるようになっても、高収入を得られるのはごく一部に限られる。

 シード権の当落線上であるランキング50位前後だと、獲得賞金は年間で約1500万円。試合会場までの交通費や宿泊費のほか、帯同するキャディへの報酬などは自腹のため「賞金が1000万円を超えたとしても、経費を差し引けば手元に残るお金は半分もない」という。

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給料と仕事 将来比較【Part 2】給料が増える仕事 減る仕事

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世の中には多種多様の職業がある。職業の数に合わせて、給料も千差万別だ。では、いったいいくらぐらい稼いでいるのだろうか。話題の仕事や人気の職業を中心に、最新の、そして今後の給料事情を探った。 ※この連載は、2012年7月14日号に...もっと読む

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