第10回】青汁、クロレラ、プロポリス 古株健康食品の効果とは?

はやり廃りの多い健康食品業界だが、何十年にもわたるロングラン商品も存在する。青汁やクロレラ、プロポリス、ローヤルゼリーなどは、そんなロングラン商品の筆頭だ。

 毎年のように、聞いたことのない新しい成分がブームとなり、はやり廃りの多い健康食品業界だが、何十年にもわたるロングラン商品も存在する。

 青汁やクロレラ、プロポリス、ローヤルゼリーなどは、そんなロングラン商品。ケンコーコムがまとめた、2012年上半期の健康食品の売れ筋ナンバーワンはヤクルトヘルスフーズの「青汁のめぐり」だ。

古くからあるロングラン商品の青汁。比較的安全だが、過剰摂取には気を付けたい

 これらの商品の特徴は、食品を丸ごと錠剤や粉末に加工したものであること。特定の成分を前面に押し出すのではなく、食品そのものに栄養分が多く含まれており、さまざまな健康増強効果があるということを売りにしているのだ。

 プロポリスやローヤルゼリーは、比較的実験データがたくさんある。ローヤルゼリーは循環器系で、プロポリスは皮膚炎や感染症などで有用性が示唆されているケースも存在する。クロレラは、循環器系の改善や、免疫向上のデータがある。しかし、必ずすべての人に効くと断言できるほどのものはないようだ。

 青汁は特定の効果というより、野菜不足を補う目的での飲用が多いようだ。

 いずれの商品も長い間親しまれ、飲み方を間違わなければ安全性には問題がないとされているが、アレルギーの場合、話は別だ。ローヤルゼリーを服用したオーストラリアの少女の死亡事例もある。

 どんな食品でもアレルギーがあれば最悪の場合は死に至る。健康食品も同様なのだ。

 そこさえ注意しておけば、食品をそのまま製品にした健康食品は、気軽に取れる商品だろう。ただし、錠剤はついつい飲み過ぎてしまうから、大量摂取には注意するべきだ。

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飲む前に読む 健康食品・サプリのウソホント【3】~あの人気商品の効能はいかに?

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国がお墨付きを与えるトクホから、中高年に人気のコンドロイチン硫酸まで──。健康食品の中身や効能は千差万別だ。人気商品の最新情報と、肝心の効き目の有無をお届けしよう。※この連載は、2012年11月24日号に掲載された特集を再編集したもの...もっと読む

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