ディスは劣等感の裏返し!ケチ付け病【後編】

屑谷先輩を食事に誘うも、料理にケチをつけられ、しまいには仕事まで馬鹿にされた藍田さん。気に病む彼女にずんずん先生は、屑谷先輩は「ケチ付け病」にかかっているのだと伝えます。己の劣等感が原因で、人のモノにケチをつけてしまうこの病。彼らとは、いったいどう関わっていけばいいのでしょうか? グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で人気のずんずんさんの連載です。


何をやってもケチをつけてくる人っていますよね。
たとえば、わかりやすい例でいうと、

「◯◯の彼氏ってどうなの?」
「◯◯の趣味って変わってるよね」


とか、やんわりと人の好きな人やモノをディスってくる人たち。

言っている本人は気にしていないだろうけれど、自分の好きなものにケチをつけられて、なんだかこっちは嫌な気持ち……。

しかし、こんな人たちの言葉に傷つく必要はありません。

学歴や仕事、人間関係、住居、しまいにはルックスや服装まで、とにかく人のモノやコトになにかとケチをつけてくるのは、非常に劣等感が強い人たちなのです。

こういった人たちがケチをつけたり、ディスっているものを思い返してください。
それは、その人たちが「持っていないもの」ではありませんでしたか?

人の彼氏にケチをつける人は、自分に彼氏がいない人。
人の仕事にケチをつける人は、自分の仕事に満足していない人。
人のルックスにケチをつける人は、自分のルックスに自信がない人。

相手の持ち物のほうが、自分が得ているものよりもいいものに見えて、それを持っていない自分を許せない。でも、それを認めることは自分のプライドが許さない。

そういう時、人は相手の持ち物にケチをつけはじめます。相手の持ち物の悪いところを一生懸命探しだして、自分が上であるところを示さないといけないのです。

自分自身に満足している人はこんなことをする必要がありません。相手より劣っていようが優れていようが、自分が納得していれば何も問題がないからです。

そんな人たちに自分の大切なものを否定されたからって、傷つく必要はありません。

まずは、相手に何かしらの不満があると理解すること。
そして、その相手が抱えている不満の元となる問題は、自分とは関係がないこと。

この2つを押さえなければいけません。

いつだって、誰かの問題を自分の問題だと考えてしまうから、苦しくなるのです。
相手は、あなたや他の誰かの持ち物にケチをつけているのではなく、自分自身にケチをつけているにすぎないのです。

誰かの言葉によって、自分の好きなものを否定する必要はありません。ただ、自分がそれを好きであること、自分にとって重要であることを、相手に伝える勇気は必要です。

そしてたまには、相手の持ち物のこともほめてあげましょう。


ずんずん先生「彼が仕事に不満があっても、定食屋が好きでも、あなたには関係ないじゃない」

藍田さん「……それはそうですけど……」

藍田さんは少ししょんぼりとしました。

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自分の会社に不満を抱えている青年、出来内陽太(デキナイ・ヨウタ)。「こんな会社もうやめたい」と日々愚痴っている陽太の前に現れたのは、「産業メンヘラ医」を名乗る謎の女で……!? グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で...もっと読む

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コメント

looomer なるほどですね感 3年以上前 replyretweetfavorite

skbluegreen (続き)・相手が好きだと言っているものは受け入れ、自分のことも開示する のか?うん?何か違うか? 3年以上前 replyretweetfavorite

skbluegreen 自分がケチ付け病にならないためには処方箋を裏っ返して読めばいいのかな? ・ケチつけたくなるのは劣等感の裏返し、それは自分自身の否定であると自覚し(続く) [ 3年以上前 replyretweetfavorite

skbluegreen で、結局リア充かーーーーーーーーい!!(笑) 3年以上前 replyretweetfavorite