週刊ダイヤモンド
【
最終回】現代に残る数少ない桃源郷 アジアのコロニアルホテル/中村孝則(コラムニスト)
なぜ、アジアのコロニアルホテルは、東西を問わず人を魅了してやまないのか。独断を承知で申し上げれば、独自に成熟した「様式美」と、「もてなしの流儀」を兼ね備えているからである。
国や地域によってディテールに差異はあるが、たいていのアジアのコロニアルホテルは高い天井に大きく開かれた窓を持つ白亜の建築群で構成され、その内装はしっくいの壁に木材の床、インテリアにとうや木綿など、現地の天然素材がふんだんに使われている。
なぜ、アジアのコロニアルホテルは、東西を問わず人を魅了してやまないのか。独断を承知で申し上げれば、独自に成熟した「様式美」と、「もてなしの流儀」を兼ね備えているからである。
国や地域によってディテールに差異はあるが、たいていのアジアのコロニアルホテルは高い天井に大きく開かれた窓を持つ白亜の建築群で構成され、その内装はしっくいの壁に木材の床、インテリアにとうや木綿など、現地の天然素材がふんだんに使われている。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
12569
false
この連載について
週刊ダイヤモンド
夏休みの予定が決まっていなければ、「安・近・短」がそろうアジアのホテルがいい。日本では値上がりしている高級ブランドホテルもお得に泊まれるし、極上リゾートでは身も心もリラックスできる。
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。
※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。