それでも僕は、外科医をやめない

結婚を決めたのは沖縄の神様だった」女医さんの話

今回の雨月氏は、ある女医さんから聞いた、不思議な巡り合わせのお話をします。医学は科学ですが、医者たちは、決して人智を超えた存在を認めないわけではなく、不思議な話はそれはそれで好きなようです。

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。

先日、こんなことが。

曇り空から落ちるあたたかな水滴に東京が包まれたある休日。私は前日の手術であちこちが傷んだ身体を運んで、郊外の病院へと行きました。

「医局」とプレートの掲げられた小部屋のドアを開けると、デスクに座っていた一人の女医さん。ピンクというには少し落ち着いた、唐紅(からくれない)色のニットに身を包み、長い髪の毛をひとくくりにしてアップにしています。

「ああ、先生久しぶり」「お久しぶりです」

そんな挨拶を交わし、私もデスクに着きます。

いつかどちらかでご一緒したこの女医さん、仕事はお互いいち早く片付けて幾つかの言葉を交わしました。その中で、

「先生は、ご結婚していらっしゃるのですよね。お相手はどんな方ですか?」以前聞いていたお話をうすぼんやりと思い出しながら、そう尋ねました。

「ええ、しています。研修医の頃の病院で同期だった人で、今は循環器をやっています」

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それでも僕は、外科医をやめない

雨月メッツェンバウム次郎

高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む

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コメント

hori_kawa 友達から教えてもらった電話番号も、沖縄でユタに会うことも全てが運命で決められていたことなのかも。ユタに会いたいな! 2年以上前 replyretweetfavorite

zunzun428 沖縄行きのチケット二枚お願いします→ 2年以上前 replyretweetfavorite

wackosato ユタ。。。会ってみたいなぁ。 2年以上前 replyretweetfavorite

titesu ★望まれるボタンを押す係 2年以上前 replyretweetfavorite