アジアの驚異的な経済発展が止まらない

急成長を続けるアジア諸国のなかで、いま日本はどのような立ち位置にいるのでしょうか?
出所から2年半の間に、28カ国58都市を訪れた堀江貴文さん。急成長し続けるアジア諸国、停滞・成熟する欧米などを巡りながら、この日本という国で僕たちがどう生きればいいのかを堀江さんは考えました。
書籍『君はどこにでも行ける』を、発売に先駆け特別先行掲載いたします。

アジアの驚異的な経済発展が止まらない

 初めて海外に出てから約20年、各国を旅しながら、僕は世界が変わっていく様子を、目の当たりにしてきた。おそらく世界史のレベルで俯瞰しても、かつてないほど変化に富み、また技術革新のスピードの速い20年だったと思う。

 大きな流れとしては、アメリカ・ヨーロッパのゆるやかな衰退と、アジアの驚異的な経済発展だ。中国を筆頭にシンガポール、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア……アジア各国に、とてつもないレベルの富豪が増えた。

 かつては日本の億万長者たちが幅を利かせていたビジネスの各分野で、アジア諸国の金持ちが、目が飛び出るような額の投資を注ぎこんでいる。チャイナマネーを筆頭にしたアジアの経済力は、完全に欧米に並んだ。というか追い抜きかけている。世界の主要な経済圏は、そう遠くないうちに、欧米からアジアへ移行するだろう。

 アジアが発展することは、2000年ぐらいから予測していたので、個人的にはそれほど驚きはない。しかし実際に勢いがつきまくっている様子を現地で目にすると、さすがに圧倒されるものを感じる。


日本……人口:1 億2706 万人(世界10 位)、GDP:4 兆6023 億ドル(世界3 位)、一人当たりGDP:3 万6221ドル(世界27 位)

 映画産業の主な市場は、ほぼ中国になりつつある。ハリウッドの新作映画の予算の多くを占めるのは、いまやチャイナマネーだ。

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君はどこにでも行ける

堀江貴文

街角で〝爆買い〟する中国人観光客を横目で見た時に感じる「寂しさ」の正体はなんでしょう。出口の見えない不況の中で、気づけば日本はいつの間にか「安い」国になってしまいました。 出所から2年半の間に、28カ国58都市を訪れた堀江貴文さ...もっと読む

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コメント

suzukyuin ホリエモンも「僕はどこにでも行ける」 3年以上前 replyretweetfavorite

terry_i_ 日本の1人当たり名目GDPは先進国の中でも下から2番目。もう一度言うが、下から2番目だ。だが都市別GDPなら東京はトップクラス。これをどう考えるか。堀江貴文(@takapon_jp) 3年以上前 replyretweetfavorite

VQxIhrKfJ1SRIZo まぁ今までが高かったから率としては低いんだろうけど。ただこれからは本当に厳しい時代になりそうだなぁ。 3年以上前 replyretweetfavorite

skbluegreen いずれ世界の隅々まで成長が行き渡ったら、右肩上がりを前提とする資本主義は終わるのかな。それはそう遠くない気がするんだけど。でも私が生きてるうちには来ないかな[ 3年以上前 replyretweetfavorite