成瀬瑛美(なるせ・えいみ)
160cm 2月16日生 B型 福島県出身
秋葉原カルチャーを心底愛してやまないテンション高めのオタクアイドル! 特技はA-ラップ。
ニックネーム:えいたそ
キャッチフレーズ:ハイテンションA-POPガール
テーマカラー:イエロー
ヲタクジャンル:アニメ、マンガ
ブログ:エキセントリックえいたそぶろぐ(゚∀゚*)!
Twitter:@eitaso
アニメマンガ 田舎で憧れてた
聖地・アキバ 私 ここで生きてます
田舎で生まれたオタクサラブレッド
生まれたときから、ずーっとオタクなんです。いや、生まれる前からかな。うちのお母さん、漫画やアニメが大好きで、私がお腹の中にいるときにもアニソンを聞いたり漫画を描いたりしていたらしいんです。オタクのサラブレッドって言ってもいいかもしれないですよね!
でも、そんなサラブレッドな私が生まれたのは福島県の郡山。正直、ド田舎です。漫画を売っているお店は少ないし、やっているアニメは「サザエさん」とか「ドラえもん」とかの国民的アニメ。今はちょっと違うみたいだけど、当時深夜アニメなんて1本もやってなかったんじゃないかなあ。
そうはいっても、郡山は東北地方の中だとかなり大きい街です。なので、実は「アニメイト」だけはありました。でも、それがまたスゴいんですよ。お店の場所が、ファッションビルの女性下着売り場の横。男の子だったら入るのも大変でしたね。
そんな街なので、郡山にはオタクが全然いなかったんです。あそこにはヤンキーはたくさんいても、オタク文化の入ってくるスキマがなかった。私はアニメイトで『スレイヤーズ』や『天地無用』のビデオとか、『りぼん』(小学館)、『なかよし』(講談社)、『ちゃお』(集英社)とかのマンガ雑誌なんかを買いあさっていたんですが、周りにはそんな人全然いないんです。私が友達にそういう話をしても「え? 同人誌? アニメ?」くらいな感じで。
でも、そんな自分がカッコイイって思っていたんです。みんなが知らないこんな面白いものを知っている自分、カッコイイって。あと、私はすっごいオタクなのにすっごくポジティブなので、今のオタク友達にもびっくりされることが多いです。「オタクかっこいい!」と思ったまま成長できたのも、周りにオタクがいない環境で育ったせいかもしれませんね。
たとえば、私の声ってよく「アニメっぽいね」って言われるし、実際小さい頃からアニメを見ていて影響を受けたんだと思うんですけど、アニメのことが分かる人が周りにいたらからかわれて無理にしゃべり方を変えていたかもしれない。福島の友達は「あー、えいみはこういうのが好きなんだねーふーん」って、理解はしてくれるんです。友達は友達で、ヴィジュアル系バンドにはまってたり、ジャニーズにはまってたり、いろいろな趣味を持っていたから、私もかえってのびのびと自分の道を追求できた気がします。
「ガロ風だね」としりあがり寿先生に
そんな感じで高校までを過ごした私でしたが、アニメやマンガ系の仕事がしたくて東京の学校に進学しました。上京! 憧れの秋葉原! ってなったのかというと、全然そんなことはありません。学校は東京のすみっこの方だったのに、それでも郡山に比べたらお店がいっぱいあってマンガやアニヤやゲームが簡単に手に入ってしまう。あれだけ秋葉原に憧れていた私でも、東京の端っこに来ただけで満足できてしまった。郡山はそれくらい田舎だったんでしょうね。だから秋葉原に行こうという考えには中々ならなかった。
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