​恋愛はワインのコルクのように

20年間、お店でワインのコルクを開け続けている林伸次さん。時々お客さんにコツを聞かれるそうですが、繰り返し開け続けることだと答えているそうです。そしてそのことは、恋愛にも応用がきくと林さんは言います。ワインのコルクと恋愛、どのような共通点があるのでしょうか?

先週の週末はなにをしていましたか?

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

カウンターの中でソムリエナイフを使ってワインのコルクを抜いていると、たまに「どうやったらそんなに上手くコルクを抜けるようになるんですか? 何かコツがあるんですか?」と質問されることがあります。

これはですね、もう本当に毎日毎日、何度も何度もコルクを抜いていると上手くなります。

もちろん堅いコルクもあれば、ゆるゆるになっているコルクもあるのですが、でも毎日ずっとやり続けていると、「そういうコルクによる癖の違い」も身体で覚えてきて、簡単に開けられるようになるんです。

バーでの接客もそうで、僕は1ヶ月500人くらいを接客しているのですが、本当にいろんなお客さまがいらっしゃいます。でも、この仕事を20年間も続けていると「ああ、この方は虚勢をはっているんだな。こっちがバカな冗談を言ってもっとリラックスしてもらおう」とか「ああ、この方は今日この女性を口説きたいんだなあ。よしじゃあアシストしなきゃ」ってことが、もう皮膚感覚でわかるようになります。

さて、恋愛の話です。最近わかってきたのは、「やっぱりどこかにあなたにぴったりの異性が必ず1人はいます」ということです。

たとえば、性格が内向きすぎて異性とうまくコミュニケーションがとれないんだろうなあって感じる方でも、そういう人の良さを理解してくれる人は必ずいます。まだその人に出会っていないだけなんです。だからとにかく「異性と二人きりで会う機会」をたくさん作るしかないです。

例えば先週の週末はどうしていましたか? 異性と会いましたか? 同性の友達と会ったり、家でぼんやりなんかしていませんでしたか?

もうとにかく異性に会いに行く数を増やすしかないです。会う人数という「分母」が多くなれば多くなるほど、「自分っていつもこういう風に自分の話ばかりしてしまって、相手を退屈にさせているんだ」とか「女性はこういうお店に食事に行くと喜んでくれるんだ」とかってことがわかってきます。

良い人と付き合える方程式
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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

hori_kawa まず、動こう!きっかけはそれしか無い 約3年前 replyretweetfavorite

sizukanarudon 恋愛はワインのコルクのように 林伸次@bar_bossa https://t.co/UTrAelR2PL 必ず良い人と出会えて、その良い人と付き合える方程式 1.まず行動する 2.あきらめない 3.専門家や友人の意見を聞く 4.そしてもう一度行動しましょう 約3年前 replyretweetfavorite