三田紀房
仕事の前に「自分」を見つけろ! vol.2 「自分」がわかる、チャートの作り方
前回に引き続き、転職と自己分析というテーマについてお伝えします。
今回は、自己分析法として「エンゼル式チューニング法」を紹介します。
これをやれば、転職の目標と戦略がグッと明確になるとのこと。
用意するものはペンと紙だけ。そこに、とある5つの項目を書き出すだけで、チューニングチャートが作れてしまいます!
これがエンゼル式チューニング法だ!
転職は人生のリセットではなく、チューニングである。
そしてあなたの価値は、相場で決まる。
この2点は転職の真理であり、本書の根幹をなす主張だ。そこでどうすれば相場に見合った正しいチューニングができるか、具体的に説明していこう。
まず、紙を用意して五角形のグラフ(レーダーチャート)を書く。

『エンゼルバンク』より(©三田紀房/講談社)
そして五角形の頂点にそれぞれ、「仕事をするうえで自分が大切にするもの」を5つ書いていく。たとえば「①やりがい、②給与、③将来性、④安定性、⑤労働時間」といった具合だ。もちろん項目は各自でアレンジしてほしい。
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この連載について
三田紀房
『ドラゴン桜』『エンゼルバンク』の作者として有名な三田紀房さんのビジネスのエッセンスをお届けした人気連載「会社に左右されない仕事術」。 その第二弾として、今回からは「転職」をテーマとした「「売れ残る時代」の転職術」をcakesでお届け...もっと読む
著者プロフィール
1958年1月4日生まれ、岩手県出身。大学卒業後、一般企業に就職したのち、漫画家へ転進。「モーニング」で連載し、社会現象を巻き起こした『ドラゴン桜』で2005年に第29回講談社漫画賞一般部門を受賞。その外伝となる『エンゼルバンク』では、日本の会社やサラリーマンにメスを入れ、好評を博した。現在は、「週刊ヤングマガジン」で『砂の栄冠』を連載中。本連載は、2月21日発売予定の新刊『プレゼンの極意はマンガに学べ!』の内容の一部となる。