ばっちりつかむ経済思想

第4回】大儲け? 意外に大損? 大経済学者の投資の腕前

リカードとケインズは投資で財を成したことでも名高い。

 リカードは14歳から20歳まで証券仲買人(証券会社)だった父の下で働き、21歳で結婚。独立した後、証券業界で頭角を現す。

 37歳で経済時論を執筆するようになってからも、証券取引業を続けた。1815年6月、ナポレオンがエルバ島から脱出してワーテルローの戦いに臨む直前に、英国で戦時公債が起債された。この債券を引き受け、プレミアム付きで販売して巨万の富を得た。1819年、証券界から完全に退くが、証券業で得た資産を引退後も運用し、遺産は60万~70万ポンドにも上ったという。

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現在の経済学を深く理解するには、その背景を知ることである。『これならわかるよ!経済思想史』(小社刊)の著者、坪井賢一が三大思想の盛衰を軸に「経済学の歴史」をご案内する。

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