公教育2.0」とPTAの復権

「R30」こと川上慎市郎さんによる、マーケティング論第10回。今、世界中で起きているメガトレンドとしての「教育のIT化」について、イノベーションの切り口からの論考やシリコンバレーの動向、そしてその行く末などについて紹介した前回に引続き、今回は日本の公教育について考えていきます。公教育が次のステップにいくために必要なキーワードは「PTAの復権」と「IT化」。二つがどのように関連するのかに注目です。

 少し間が空いてしまいました。前回は、今、世界中で起きているメガトレンドとしての「教育のIT化」について、イノベーションの切り口からの論考やシリコンバレーの動向、そしてその行く末などについて、少し駆け足でご紹介しました。

 その関連というわけでもないのですが、その後1月末に教育関連のイベントで、私が小学校のPTA会長としてこの2年間に取り組んできたことを、30分程度で一般の方々にご紹介する機会がありました。そのイベントとは、東京都港区の子ども家庭支援センターと明治学院大学社会学部付属研究所が共同で企画・運営する「こぞって子育て懇談会」という集まりです。

 今年でもう7回目になるイベントだそうですが、地域のさまざまな子育て支援活動の団体や、子育てに関心のある人が一同に会して、「井戸端会議」という名前のテーマ別分科会に分かれていろいろな人の話を聞いたり議論やワークショップをしたりします。

 今年のこの会では、初めて「ネットワーク・コミュニティー」というテーマの分科会が企画され、その話題提供者の1人として私が(港区民でもないのになぜか)お声がかかったという次第でした。

「都心」の学校だからこそITが使えない!?
 私がこのイベントでご紹介したのは、2011年3月から取り組んできたPTAでのインターネット活用の経緯と、それによって生じた効果などについてです。プレゼンテーション資料は、「スライドシェア」というスライド共有サービスで掲載してありますので、そちらをどうぞご覧ください。

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R30::リローデッド

川上慎市郎

グロービス・マネジメント・スクールでマーケティングを教える川上慎市郎さんが、若手ビジネスパーソン向けに、マーケティング、メディア、そして教育について、深くやさしく解説をします。かつて有名ブログ「R30::マーケティング社会時評」を運営...もっと読む

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